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インバウンドMEOでおすすめの会社5選│費用相場と選び方を解説

インバウンドMEOでおすすめの会社5選│費用相場と選び方を解説

訪日外国人の集客に、Googleマップ対策は欠かせません。インバウンド需要が回復するなかで、外国人観光客が旅先で飲食店や観光スポットを探す際に最も使われているのが「Googleマップ」です。本記事では多言語対応のMEO施策「インバウンドMEO」をサービス提供している、おすすめの会社と外注するメリットを紹介します。

インバウンドMEOの施策内容

インバウンドMEOとは、訪日外国人が旅前や旅中にGoogleマップでお店を探す際に、自社が選ばれるようにする施策のことです。

英語や中国語などの多言語でGoogleマップ検索した際に、自社のビジネス情報が上位に表示され来店の促進になるように最適化を行います。

具体的には、以下のような施策を行います。

  • Googleビジネスプロフィールの多言語化
  • 多言語の口コミ獲得、口コミ返信
  • 多言語での投稿
  • 海外サイトへの掲載
  • 多言語での順位計測、効果検証
  • その他(多言語のページ制作・動画制作など)

Googleビジネスプロフィールは自動で翻訳される部分と翻訳されない部分があるため、インバウンド集客を行う場合は、上記のように専門的な施策を行う必要があります。

インバウンドMEOを提供している会社5選

インバウンドMEOの支援を行っている会社は、以下の5社になります。

  1. オルグロー株式会社
  2. 株式会社トリニアス
  3. GMO TECH株式会社
  4. 株式会社トライハッチ
  5. 株式会社ロカオプ

それぞれ詳しく解説します。

オルグロー株式会社

オルグロー株式会社

オルグロー株式会社は2012年にSEOの支援会社として設立された会社で、現在はMEOやWeb広告の運用代行、制作・開発などを行っています。

「インバウンドMEO」については、Googleマップが対応しているすべての言語に対応した施策が可能です。また、MEOツール「MEOアナリティクス」のインバウンド機能を活用した運用支援や、多言語での順位計測などツールを用いたインバウンド支援に対応しています。

特に多店舗展開しているホテルや飲食店などを行う事業者のインバウンドMEOを得意としており、複数店舗を運営している企業のインバウンド集客を伸ばした実績が多くあります。

また、SEO対策の専門会社でもあるため、MEOの基本的な施策項目となる内部対策だけではなく、外部対策(サイテーション・リンク)や、GoogleビジネスプロフィールのCVR改善施策、マイナス要因の排除など専門的なMEOを得意としています。

上場企業や有名企業を中心にサービス提供を行っていますが、個人店や1店舗でもサービスを受け付けているため、気になった方はぜひお問合せください。

会社名オルグロー株式会社
住所〒150-0045 東京都渋谷区神泉町10-10 VORT渋谷神泉 6F
電話番号03-5784-4330
URLhttps://white-link.com/inbound-meo/
費用30,000円(税別)/ 月 英語・中国語・韓国語
※言語を追加するごとに月額5,000円の追加費用
10店舗以上:250,000(税別)/ 月
契約期間12ヵ月

株式会社トリニアス

株式会社トリニアス

株式会社トリニアスは、実店舗向けのWebマーケティング支援に強みを持つ企業で、MEO対策やSNS運用支援、動画マーケティングなど幅広いサービスを展開しています。

訪日外国人観光客の集客に特化したインバウンドMEOサービス「NEKKYO」は、Googleマップの多言語対応だけではなく、外国人向けショート動画の制作・口コミ獲得の支援を提供しています。

飲食店や美容・医療関連店舗、商業施設などの導入実績が豊富で、飲食店に関しては導入後わずか2週間で検索順位が最大18位改善された事例が掲載されています。

なお、株式会社トリニアスはGoogleストリートビューの撮影やInstagramの運用サポートなども行っているため、MEO以外の部分もサポートしてほしい企業におすすめの会社です。

会社名株式会社トリニアス
住所〒169-0072 東京都新宿区大久保2-4-15 サンライズ新宿5F
電話番号03-6273-9755
URLhttps://media.meo-taisaku.com/nekkyo/
費用要問合せ
契約期間要問合せ

GMO TECH株式会社

GMO TECH株式会社

GMO TECH株式会社は、2006年に設立され、東京都渋谷区に本社を構える企業で、インバウンドMEOを提供している会社の中では、唯一上場している会社になります。

同社が提供する「MEO Dashboard byGMO」のインバウンドMEOは、GoogleビジネスプロフィールのAI翻訳機能を搭載しており、店舗名や商品説明、口コミ返信などを自動で翻訳することが可能です。

また、Yextと連携しているため、TripAdvisorや中国・韓国の主要メディアなど、世界30以上のプラットフォームへ情報発信が可能です。

そのため、GMO TECH社のインバウンドMEOサービスは、中国向けの集客や韓国に本店がある企業におすすめです。費用や契約期間は問い合わせをしてみないとわからないため、気になる方はお問合せフォームから連絡してみてください。

会社名GMO TECH株式会社
住所〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目2番3号 セルリアンタワー
電話番号03-5489-6370
URLhttps://meo-dash.com/lp/inbound/
費用要問合せ
契約期間要問合せ

株式会社トライハッチ

株式会社トライハッチ

株式会社トライハッチは、2018年に設立された東京都新宿区に本社を構える企業で、Googleビジネスプロフィールの運用支援やMEO対策ツール「MEOチェキ」の開発・提供を行っています。

同社が提供する「インバウンドMEO」は、Googleビジネスプロフィール多言語対応や、海外の媒体と連携したサイテーション施策を行うことができます。また、海外から検索した際の検索順位を取得できたり、訪日メディア「SAVOR JAPAN」と連携しているなど、独自の強みがあります。

費用は1年間の契約で総額65万円かかるため、安くはありませんが、その分インバウンド集客を増やすための充実したサービス提供が期待できます。

IT補助金の活用で50%オフになるみたいですので、気になる方はお問合せしてみてください。

会社名株式会社トライハッチ
住所〒160-0022 東京都新宿区新宿1丁目8-4 近鉄新宿御苑ビル 7F
電話番号03-5327-8871
URLhttps://inboundmeo.tryhatch.co.jp/
費用インバウンドMEOプラン:初期費用50,000円+月額50,000円
インバウンドMEO+AIプラン:初期費用50,000円+月額55,000円
契約期間12ヵ月

株式会社ロカオプ

株式会社ロカオプ

株式会社ロカオプは、2011年に設立された東京都新宿区の企業で、Googleマップの店舗情報の管理や口コミの管理ができる機能、Web予約システムやWebサイト制作ができる機能がセットになった「ロカオプ」を提供している会社です。

同社が提供する「ロカオプ」のインバウンドMEO対策は、Googleビジネスプロフィールの多言語対応や、Googleマップの設定・運用代行だけではなく「外国語のWebサイト作成」「外国人に向けたアンケートツールによる口コミ促進」などの機能があるのが特徴です。

外国語のWebサイトはノーコードで作成できるため、HTMLやCSSの知識がない方でも簡単に作成できます。月額費用も¥27,500円(税込)〜と比較的リーズナブルなため、予算を抑えてインバウンド集客したい方におすすめです。

会社名株式会社ロカオプ
住所〒160-0022 東京都新宿区新宿6丁目28-8 ラ・ベルティ新宿5F
電話番号0120-181-999
URLhttps://locaop.jp/media/inbound/
費用月額27,500円(税抜)
契約期間12ヵ月

インバウンドMEOの費用相場

インバウンドMEOの費用相場は月額2万円〜5万円程度です。

月額に少し幅がありますが、インバウンドMEOの場合、対象言語の数やサービスに付属しているツールの有無などによって費用が変わります。そのため、サービス費用が高いからといって成果が出やすい訳ではありません。

また、通常のMEOサービスの場合は月額固定プランではなく、ランクインした場合に課金される成果報酬プランを提供している会社もありますが、インバウンドMEOに関しては調べたところ、成果報酬プランを提供している会社はありませんでした。

インバウンドMEOは、月額2万円〜5万円と比較的安価に集客ができるため、訪日外国人が訪れることが多い観光地でビジネスを行っている企業にはおすすめです。

インバウンドMEOサービスの選び方

インバウンドMEOを外注する場合には次の5つのポイントを意識しておくことで、自社にマッチした外注先を選ぶことができます。

  1. 集客対象となる言語に対応しているか
  2. インバウンド集客に関する実績があるか
  3. 多言語対応している順位計測ツール提供があるか
  4. 対策内容を確認する
  5. 外国人スタッフの有無を確認する

それぞれ詳しく解説します。

集客対象となる言語に対応しているか

インバウンドMEOを外注する際に必ず確認しておくことが、英語・中国語・韓国語・タイ語などの言語に対応しているかどうかです。

例えば、中国・韓国から来るユーザーが対象なのにも関わらず、英語にしか対応していない場合は、インバウンドMEOを外注しても、ターゲットが異なるため期待している成果を上げることができません。

また、言語対応は単に「翻訳できるか」だけではなく、その言語を使うユーザーの検索行動や文化的背景に合わせた施策が実行できるかが重要です。

そのため、どの言語に対してどのような施策ができるのか事前にしっかりと確認しておきましょう。

インバウンド集客に関する実績があるか

インバウンドMEOを外注する際は、実際に訪日外国人の集客を成功させた具体的な事例があるか確認することが大切です。

具体的にどのくらい訪日外国人の来店数や口コミ数が増えたのか、またどのようなキーワードで露出したのか、成功事例を詳細に聞いてみましょう。

また、自社のビジネスと同じ業種の実績があれば、その会社は効果的なインバウンドMEO施策を実施できる可能性が高いと判断できます。

近い業界の実績がないからと言って、必ずしも効果が出ないということではありませんが、なるべく実績がある会社に依頼しましょう。

多言語対応している順位計測ツール提供があるか

インバウンドMEO会社を選ぶ際には、多言語対応かつ順位計測ツールを提供しているかどうかも確認しましょう。

MEOは順位計測や、Googleビジネスプロフィールのパフォーマンス機能のデータを元に施策の効果検証を行い改善していきます。

そのためには「shibuya sukiyaki」など、多言語で検索されたときに、自店舗がどの位置に表示されているかを定期的に追跡できるツールが必要です。

しかしながら、MEO会社が提供する順位計測ツールは、日本語のキーワードにしか対応していないケースがほとんどで、これでは正確な効果検証ができません。

そのため、インバウンドMEOに取り組む際は、多言語で順位計測できるかどうかを事前に確認しておきましょう。

対策内容を確認する

インバウンドMEO会社を選ぶ際には、どのような対策を実施してくれるのか事前に確認することが重要です。

一言で、インバウンドMEOといっても、施策内容や作業を代行してくれる範囲は業者によって異なります。

例えば、Googleビジネスプロフィールの店舗情報を多言語化するだけのサービスと、Googleマップ以外への情報展開や、クチコミ促進までカバーしているサービスでは、成果が大きく異なります。

そのため、1社だけに問い合わせをするのではなく、必ず複数社に問合せを行い、対策内容を比較するようにしましょう。

また、施策内容について不明な点や疑問がある場合は、そのままにせずにしっかりと確認するようにしましょう。

外国人スタッフの有無を確認する

インバウンドMEO会社を選ぶ際に、外国人スタッフが在籍している会社かどうかも確認しておきましょう。

訪日外国人の来店数を増やすには、訪日外国人の検索行動や情報収集の特性を踏まえた対策が必要です。また、Googleマップだけでなく、InstagramやTripAdvisorなど、国によって利用されるSNSやレビューサイトが異なるため、その違いを理解していることが求められます。

外国人スタッフが在籍しているMEO会社であれば、言語や文化的背景を踏まえた施策が可能となり、より効果的なインバウンド集客が期待できます。

もちろん、外国人スタッフがいない場合でもしっかりとした対策を行っている会社もありますが、在籍していればプラス要素であることは間違いありません。そのため、初回の打ち合わせ時に確認しておくと安心です。

インバウンドMEOを外注するメリット

インバウンドMEOを外注するメリットは、次の2点です。

  1. 多言語・多文化に対応した専門的な施策が可能
  2. 社内の運用負担を軽減し、本業に集中できる

それぞれ詳しく解説します。

多言語・多文化に対応した専門的な施策が可能

インバウンドMEOを外注するメリットの1つ目は、多言語・多文化に対応した専門的な施策をプロが実施してくれることです。

訪日外国人の検索行動や利用するプラットフォームは、国や地域によって大きく異なります。

例えば、欧米圏のユーザーはGoogleマップで「near me」検索を行う傾向がある一方で、中国や韓国のユーザーは百度地図やNAVERなど別の情報源を活用することが一般的です。

こうした違いを踏まえたMEO施策を行うには、各国の文化的背景や検索傾向への理解が欠かせません。

インバウンドMEO専門会社であれば、訪日外国人がどのように情報を探し、どの言語でどのような表現が良いのかデータを元に適切な施策を実行してもらうことができます。

社内の運用負担を軽減し、本業に集中できる

インバウンドMEOを外注するメリットの2つ目は、多言語の施策を外注化することで、店舗スタッフは接客やサービス改善など本業に専念できることです。

インバウンドMEOでは、Googleビジネスプロフィールの多言語化だけでなく、定期的な投稿や口コミ返信、多言語でのコンテンツ作成など、継続的な運用業務が発生します。

特に外国語対応が必要な場合、投稿や口コミの翻訳をする際に表現のチェックを行う必要があるため、日本語の運用と比べると時間がかかることも少なくありません。

社内で慣れている担当者がいる場合は問題ありませんが、退職や部署移動した場合などは後任者の育成に時間がかかる場合もあるため、自社での対応が難しい場合は、インバウンドMEOの外注を検討してみましょう。

まとめ

インバウンドMEOは、訪日外国人の来店を促進するために効果的な施策です。特に観光地や外国人観光客の流入が見込まれるビジネスにおいては、インバウンドMEOを行うことで訪日外国人の来店数を増やすことができます。

インバウンドMEOは自社で取り組むことも可能ですが、社内にリソースがない場合や専門知識がない場合は、本記事を参考にぜひ外注を検討してみてください。

なお、弊社ではインバウンド集客に関する無料相談を行っています。興味がある方は気軽にお問合せくださいませ。

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