Googleビジネスプロフィールとは?
Googleビジネスプロフィールとは、Googleが無料で提供しているローカルビジネス向けのサービスで、登録するとGoogleマップやGoogle検索をした際に自店舗に関する様々な情報を表示させる事ができます。
例えば、会社名でGoogle検索した場合は以下のように、会社の住所や電話番号、営業時間など基本情報が右側に表示されます。
会社名の右側に表示される情報の事を、「ナレッジパネル」と言います。
また「地域名」を含むキーワードや、「近くのお店を探している」可能性が高いキーワードでGoogle検索した場合は、検索結果にローカルパックが表示され、Googleビジネスプロフィールに登録した店舗情報が表示されます。
Googleマップで検索した場合も、Google検索と同様にGoogleビジネスプロフィールに登録した情報が検索結果画面に表示されます。
このように、店舗名や屋号で検索したり、地元のお店や会社を探すローカル検索をおこなった際に表示されるビジネス情報を管理するためのツールが、Googleビジネスプロフィールです。
ビジネスや組織で Google ビジネス プロフィールを使用すると、Google サービス全体でのオンライン プレゼンスを簡単に管理できます。ビジネスのオーナー確認を済ませてビジネス情報を編集すると、お客様のビジネスをユーザーに見つけてもらいやすくなります。
Google ビジネス プロフィールについて
Googleビジネスプロフィールを利用すると、店舗の住所や電話番号、営業時間といった基本情報の登録・修正や、提供する商品・サービスの紹介、画像・動画の投稿、ユーザーが投稿した口コミへの返信など、店舗を運営する企業向けの機能を使う事ができます。
主に実店舗を運営している企業が利用するツールですが、非店舗型のビジネスでも利用可能です。
Googleビジネスプロフィールを活用する6つのメリット
Googleビジネスプロフィールを活用するメリットは、以下の6つです。
- 完全無料で利用できる
- Googleマップでお店を探すユーザーが多い
- 来店意欲の高いユーザーにアプローチできる
- 自然検索結果よりも上部に店舗の情報を表示させる事ができる
- 正しい店舗情報をユーザーに伝える事ができる
- ユーザーと交流ができる
それぞれのメリットについて解説します。
完全無料で利用できる
Googleビジネスプロフィールは、店舗数や利用期間に関わらず完全に無料で利用できます。サードパーティツールのように、初期費用や導入費用、月額料金がかかることはありません。
そのため、Googleビジネスプロフィールでユーザーを集客できれば、有料ポータルサイトへの掲載、リスティング広告やSNS広告、チラシなどに費用をかけなくても店舗集客をおこなう事ができます。
新規に開店したお店や、広告予算が少ないお店にとっては費用を掛けずに店舗集客ができるため、積極的に活用したいですね。
Googleマップでお店を探すユーザーが多い
2023年に株式会社MOVがおこなった調査によると、お店を検索する際に最も使われるのはGoogle検索、次いでGoogleマップという結果になっています。
【参考データ】:https://lab.kutikomi.com/news/review/202306_reviewsurvey/
また、2024年に株式会社Maneqlがおこなった調査によると、利用している地図アプリの中で最も多く利用されているのがGoogleマップで、アンケートをおこなった1,000人中937人がGoogleマップを利用しているという結果になっています。
画像引用元:地図アプリに関するアンケート調査2024
Yahoo!マップと比べると4倍以上の差があり、殆どの方がGoogleマップを利用してお店や施設を探していることが分かります。
Googleビジネスプロフィールを活用してGoogleマップ内に表示されるお店の情報を充実させる事で、潜在顧客の来店を増やす事に繋がります。
来店意欲の高いユーザーにアプローチできる
「パンケーキ 福岡」や「ラーメン渋谷」といったように特定の地域にある店舗を探すユーザーは、今から来店する店舗を選ぶために検索しているため、来店意欲の高いユーザーと言えます。
実際に、2016年にGoogleが公表しているデータによると、小売業に関して「スマートフォンでローカル検索を行った人の 28% が 76 時間以内に実店舗を訪れている」と発表しています。
【参考記事】:Mobile Shopping Trends and Consumer Behavior – Think With Google
つまり、Googleビジネスプロフィールで店舗の情報を充実させることで、来店意欲の高いユーザーにアプローチする事ができるため、高い集客効果を得る事ができます。
自然検索結果よりも上部に店舗の情報を表示させる事ができる
Googleビジネスプロフィールの情報が表示される場所は、検索結果に表示されるナレッジパネル・ローカルパック・Googleマップ上の店舗ページの3つです。
その中で、ローカルパックは、通常のWEBサイトが表示される自然検索結果よりも上部に表示される事が多く、地図と一緒に店舗の情報が表示されます。
ローカルパック内に自店舗のビジネス情報が表示されれば目立つため、ユーザーに自店舗の存在をアピールできます。
正しい店舗情報をユーザーに伝える事ができる
Googleマップに表示される店舗の情報は、Googleが自動的に生成するか、店舗とは関係がない第三者によって作成される事があります。
また、店舗の運営者だけではなく店舗と全く関係のないユーザーや店舗の利用者などでも勝手に変更・修正・更新できる仕組みになっているため、店舗の情報が正しい情報とは限らず、間違った情報になっているケースも多くあります。
せっかく、店舗の情報を見てユーザーが来店しようとしても、「営業時間」や「住所」「電話番号」が間違っていると来店ができず、ネガティブな印象を与えてしまう可能性があります。
Googleビジネスプロフィールを活用すれば正しい店舗情報に書き変える事ができるため、直接的な損害が発生する前に対応ができます。
ユーザーと交流ができる
Googleの公式ヘルプによると、店舗の写真を追加するのとしないのとではGoogleビジネスプロフィールを閲覧したユーザーの行動が大きく変わります。
ユーザーからのクチコミを読んで返信し、写真を投稿して自社のビジネスをアピールしましょう。ビジネス プロフィールに写真を追加しているビジネスは追加していないビジネスと比べ、Google マップでルートが検索される回数が 42% 増加し、ウェブサイトへのリンクがクリックされる回数が 35% 増加します。
Google ビジネス プロフィールについて – パソコン – Google ビジネス プロフィール ヘルプ
Googleビジネスプロフィールを利用することで、写真の投稿や口コミの返信などが利用できるため、店舗のイメージや雰囲気を事前に伝えることができ、来店数の増加を促進できます。
Googleビジネスプロフィールの基本機能
Googleビジネスプロフィールでは、以下の3つの基本機能を利用できます。
- 店舗の基本情報
- 投稿:お店の最新情報やイベントを知らせる機能
- 写真・動画:お店や提供サービスの雰囲気を伝える機能
それぞれの機能について詳しく解説します。
店舗の基本情報
Googleビジネスプロフィールで利用できる1つ目の基本機能は、「ビジネス情報の登録」です。
店舗の住所や電話番号、店舗名、営業時間、電話番号、自社が運営するWEBサイトのURL、メニュー、サービス提供エリア、カテゴリといった店舗の基本情報の登録や編集をおこなうことができます。
また、バリアフリーの有無や、支払い方法、駐車場の有無、宅配の有無など、店舗の設備などに関わる細かな項目を設定できます。
店舗の基本情報はユーザーが最も目にする機会が多く、店舗を利用してもらえるかどうかに関わる重要な項目なので、Googleビジネスプロフィールを運用する際には優先して機能を利用する必要があります。
投稿:お店の最新情報やイベントを知らせる機能
Googleビジネスプロフィールで利用できる2つ目の基本機能は、「投稿」です。投稿機能では、最新情報の発信やイベント・クーポン配布の告知、提供する商品・サービス全般に関する情報提供、予約・オンライン注文の促進などをおこなうことができます。
■ Googleビジネスプロフィールに投稿する手順
- Googleビジネスプロフィールのメニュー「最新情報を追加」をクリック
- 作成する投稿の種類を選択する
- 情報を入力して「公開」をクリックする
初めて店舗を利用するユーザーに対して店舗の特徴や魅力を端的に伝えることで競合店舗との差別化を図ることができ、リピーターに対しても今すぐ来店することでどのようなメリットがあるのかを伝え来店を促すことが可能です。
「投稿」については、別の記事で詳しく解説しています。
【関連記事】:Googleビジネスプロフィール「投稿」機能の使い方│最新情報・イベント・クーポンの違いを解説
写真・動画:お店や提供サービスの雰囲気を伝える機能
Googleビジネスプロフィールで利用できる3つ目の基本機能は、「写真・動画」です。
提供する商品の実際の写真を投稿したり、店内の様子を撮影した動画を投稿したりすることで、店舗の雰囲気を視覚的に伝えることができます。
スタッフの写真を投稿しておけば、ユーザーに対して安心感を与えることもできるでしょう。写真や画像はテキスト情報よりも記憶に残りやすいため、来店率が向上する効果が期待できます。
■ Googleビジネスプロフィールに写真を追加する手順
- メニューから「写真」をクリックする
- 追加する写真を選択して「公開」をクリックする
「写真」については、別の記事で詳しく解説しています。
【関連記事】:Googleビジネスプロフィールに写真を追加する方法・不承認になる理由を解説
Googleビジネスプロフィールの口コミ機能
Googleビジネスプロフィールでは、口コミに関する以下の3つの機能を利用できます。
- 口コミ投稿の依頼
- ユーザーが投稿した口コミへの返信
- 悪質な口コミの削除依頼
それぞれの機能について詳しく解説します。
リンクを使って「口コミ依頼」
Googleビジネスプロフィールでは、短縮URLの作成が可能です。短縮URLがあればSNSの投稿文やメッセージなどにGoogleビジネスプロフィールのURLを掲載しやすくなるため、口コミの投稿を依頼しやすくなります。
また、口コミ投稿用の短縮URLとQRコード変換ツールでQRコードを作成し、店内にQRコードを印刷したポスターを掲示したり、パンフレットや名刺を配布したりすることで、自然な形で口コミの投稿を促すことも可能です。
ただし、口コミの依頼をする際に相手へ金銭を支払ったり、口コミを投稿する代わりに割引クーポンを渡したりする行為は、Googleビジネスプロフィールのガイドラインで禁止されています。
口コミが投稿されたら「口コミ返信」
Googleビジネスプロフィールでは、ユーザーが投稿した口コミに対して返信ができます。
Googleビジネスプロフィールへの口コミ投稿は誰でもおこなえますが、口コミへの返信ができるのは、Googleビジネスプロフィールのオーナー・管理者権限を持つユーザーだけです。
ユーザーは利用者の口コミ内容を見て来店する店舗を選ぶケースが多いため、店舗側が口コミへ返信することで、口コミへの返信文もユーザーの目に止まりやすくなります。
店舗側が積極的に口コミへ返信することで、顧客を大事にする店舗だとアピールでき、店舗の特徴や魅力をさりげなく伝えることも可能です。投稿したユーザーに返信文を読んでもらえれば、リピーターになってもらえるかもしれません。
悪質な口コミが投稿されたら削除依頼
Googleビジネスプロフィールでは、悪質のある口コミが投稿された場合に、Googleへ削除を依頼することができます。
投稿された口コミの内容が、正しいのか悪意のある内容なのかを第三者が客観的に判断できないケースもあるため、悪質な口コミに対しては迅速に対処することが重要です。悪質な口コミを放置していると、投稿した内容を真に受けて来店してもらえなくなる恐れもあります。
Googleビジネスプロフィールに投稿された口コミを削除できるのは投稿した本人とGoogleだけであり、店舗側が口コミを直接削除はできません。悪質な口コミを削除するためには、Googleへ削除を依頼し、承認してもらう必要があります。
「口コミ」の削除方法については、別の記事で詳しく解説しています。
【関連記事】:Googleビジネスプロフィールの口コミ完全ガイド
Googleビジネスプロフィールのその他の機能
Googleビジネスプロフィールでは、基本機能や口コミ以外にも以下の3つの機能を利用できます。
- 商品
- Q&A
- 予約
それぞれの機能について詳しく解説します。
商品
商品機能を利用することで、店舗で販売している商品をナレッジパネル上に表示させる事ができます。
Googleの調査によると、スマートフォンでローカル検索をおこなった人の 76% が 24 時間以内に店舗を訪れ、その検索の 28% が購入につながっているとの事です。
そのため、小売店などは商品をGoogleビジネスプロフィールに登録しておくことで、来店率と購入率の増加に繋がる可能性があります。
■ Googleビジネスプロフィールに商品を追加する手順
- Googleビジネスプロフィールのメニューから「商品を編集」ボタンをクリックする
- 「商品を追加」をクリックする
- 商品写真・商品名・カテゴリー名の登録をおこなう
- 価格・説明文・URLを記載して「公開」ボタンをクリックする
商品の登録をおこなうためには、オーナー認証を完了させておく必要があります。また、アルコールやタバコなど規制対象のカテゴリに該当する商品は登録できません。ガイドラインに違反した商品を登録すると、すでに登録した商品の承認も取り消される場合があります。
Q&A
ユーザーは、Googleビジネスプロフィールの質問欄からお店に対して質問を投稿できます。
投稿された質問は、Googleビジネスプロフィールの管理画面に表示され、店舗オーナーは回答ができます。
店舗が質問へ回答することでユーザーが抱える疑問を解消でき、来店率の向上に繋がるため、ユーザーが投稿した質問に対してはできる限り早く回答することが重要です。
予約
Googleビジネスプロフィールは、エキテンやぐるなびなどGoogleのパートナー企業として登録されている企業が提供する、オンライン予約ツールと連携することが可能です。
Googleビジネスプロフィール上に予約ボタンを表示させることで、WEBサイトや予約サイトを経由せずに、ユーザーからの予約を受け付けることができるため、ユーザーが予約する手間を減らし離脱を低下させることができます。
■ 予約ボタンをGoogleビジネスプロフィール上に表示させる手順
- Googleビジネスプロフィールにログインして、「プロバイダを追加」をクリックする
- プロバイダを選択する
Googleビジネスプロフィールのパフォーマンス分析機能
Googleビジネスプロフィールのパフォーマンス分析機能では、Googleビジネスプロフィールを閲覧したユーザー数やGoogleビジネスプロフィールの表示に繋がったキーワード、Googleビジネスプロフィール上でおこなわれたユーザーの行動などのデータを確認できます。
Googleビジネスプロフィールのパフォーマンス分析機能で確認できる主なデータは、以下の通りです。
ビジネス プロフィールで実施されたインタラクション | 「電話」「ルート検索」「予約」「メッセージ送信」などのアクションをおこなった回数 |
ビジネス プロフィールを閲覧したユーザー数 | Googleビジネスプロフィールを閲覧したユーザー数 |
ビジネス プロフィールの表示につながった検索数 | 検索によってGoogleビジネスプロフィールが表示された回数 |
通話 | 通話ボタンがクリックされた回数 |
メッセージ | 送信されたメッセージの数 |
予約 | ユーザーが予約をおこなった回数 |
ルート | ユーザーがルート検索をおこなった回数 |
WEBサイトのクリック | Googleビジネスプロフィールに設定したWEBサイトのURLがクリックされた回数 |
上記のようなデータを確認することで、Googleビジネスプロフィールの運用によってユーザー数がどのくらい増加したのか、検索時にどのようなキーワードが使用されているのか、どのような行動に結びついたのかなどを分析できます。
Googleビジネスプロフィールを使って集客数を増やす方法
Googleビジネスプロフィールを使って集客数を増やす方法は、以下の2つです。
- 評価の高い口コミを集める
- MEO対策をおこない上位表示させる
それぞれの方法について詳しく解説します。
評価の高い口コミを集める
株式会社ONE COMPATHがおこなった調査によると、店舗を選ぶ際にGoogle上の口コミを参考にした事があるユーザーが72.8%いるという結果が出ています。
画像引用元:お店の情報収集や口コミに関する意識調査【「LocalONE」調べ】
Googleマップでお店を探しているユーザーの4人中3人は、来店するかどうか意思決定をおこなう際に、Googleマップの口コミを確認した上で判断しているため、Googleマップに評価の高い口コミを集める事で来店数が増加する可能性があります。
Googleビジネスプロフィールには、、口コミ投稿画面へのURLを発行したり、メールで口コミ投稿の依頼をおこなうことができる機能があります。
これらの機能を活用したり、店舗スタッフが積極的に来店したお客さんに口コミの依頼をして、継続的に高評価の口コミを集めることが、店舗集客を成功させるためのポイントになります。
MEO対策をおこない上位表示させる
MEO対策とは、Googleマップ検索エンジンの上位に自店舗を表示させることで店舗への来店数を増加させる施策の事です。
Googleは、ローカルパックの検索順位を決める要素として『キーワードとの関連性』『検索地点とお店の距離』『ビジネスの視認性』の3つを挙げています。
画像引用元:ローカル検索結果のランキングが決定される仕組み
そのため、まずは店舗情報を充実させて、ローカル検索ユーザーが使用するキーワードと店舗の関連性を高めましょう。また、ビジネスに関連するWEBサイトに掲載してもらいインターネット上の露出を増やすことで「視認性の高さ」を向上させる事ができます。
MEOのやり方については、別の記事で詳しく解説しています。
【関連記事】:MEOとは?MEO対策を自分でおこなう方法とメリットを解説
Googleビジネスプロフィール運用時の注意点
Googleビジネスプロフィール運用時の注意点は、以下の3つです。
- Googleのガイドラインに注意する
- アカウントの共有に注意する
- 悪質なMEO業者に注意する
それぞれの注意点について詳しく解説します。
Googleのガイドラインに注意する
Googleビジネスプロフィールの運用で一番気を付けないといけない事は、Googleのガイドライン違反をおこなわないようにすることです。
ガイドラインに違反しているとみなされた場合、Googleビジネスプロフィールを停止され、編集や投稿、口コミへの返信などGoogleビジネスプロフィールの機能が利用できなくなってしまいます。
特に口コミに関しては、自作自演や費用を払って投稿してもらうなど、ガイドライン違反をおこなっている店舗が多く確認されていますが、口コミに関しては、Googleだけではなく法律に反する場合もあるため特に注意が必要です。
最近では、値引きを条件に口コミを投稿してもらっていた医院が消費者庁から、「ステマ規制」に関連した措置命令を下されています。
Googleビジネスプロフィールを運用する際には、事前にGoogleビジネスプロフィールのガイドラインを確認し、違反に該当する行為を避けるようにしましょう。
アカウントの共有に注意する
Googleビジネスプロフィールを運用していると、店舗のスタッフや外注業者など別の担当者に運用を依頼することがあると思いますが、Googleアカウントの共有には注意が必要です。
メインオーナーのアカウントをそのまま渡してしまった場合、パスワードを変更されてしまうとログインができなくなってしまいます。
そのため、担当者を追加する場合は、メインのオーナー権限が付与されたGoogleアカウントをそのまま渡すのではなく、「ユーザー追加」をおこない権限を付与するようにしましょう。
アクセス権限を代理店や従業員に与える場合には、「オーナー」もしくは「管理者」のどちらかに追加するようにしましょう。
悪質なMEO業者に注意する
Googleビジネスプロフィールの運用代行や、検索順位の改善をおこなうMEO業者の中には、契約を解除すると伝えるとGoogleビジネスプロフィールを削除すると脅してくる業者がいます。
また、成果報酬型のサービスで、集客効果がないにも関わらず課金されやすいキーワードを提案する業者がいます。
このような業者に、Googleビジネスプロフィールの運用やMEOを依頼しないために、以下の項目を確認した上で依頼するかどうか検討しましょう。
- 具体的な実績の有無
- 自社のGoogleビジネスプロフィールの順位が上がっているか
- 自社メディア等で積極的に情報発信をしているか
- 契約書や利用規約の内容に、依頼者側が不利になる条件が記載されていないか
MEO会社の選び方については別の記事でまとめていますのでこちらをご確認の上、問い合わせをおこなってみてください。
【関連記事】:MEO対策会社オススメ比較28社!優良なMEOコンサルティング業者の選び方
まとめ
今回は、Googleビジネスプロフィールの使い方について解説しました。
Googleビジネスプロフィールを活用すべき理由とGoogleビジネスプロフィールで利用できる機能、Googleビジネスプロフィールを使って集客数を増やす方法、運用時の注意点は以下の通りです。
活用すべき理由 | ・完全無料でローカルユーザーを集客できる ・検索結果に店舗の情報を表示させる事ができる ・来店意欲の高いユーザーを獲得できる ・最新情報やキャンペーンなどの情報発信ができる ・店舗情報の書き換えを防ぐことができる ・検索結果画面でWEBサイトよりも上部に表示される ・口コミを集める事ができる |
基本機能 | ・店舗の基本情報 ・投稿 ・写真・動画 |
口コミ機能 | ・口コミ投稿の依頼 ・ユーザーが投稿した口コミへの返信 ・悪質な口コミの削除依頼 |
その他の機能 | ・商品 ・Q&A ・予約 |
集客数を増やす方法 | ・店舗情報を充実させ、評価の高い口コミを集める ・MEO対策をおこない上位表示させる |
運用時の注意点 | ・Googleのガイドラインに注意する ・アカウントの共有に注意する ・悪質なMEO業者に注意する |
Googleビジネスプロフィールではさまざまな機能が利用でき、それぞれの機能を活用することで来店数を向上させることができます。
各種機能を活用した結果はパフォーマンス分析機能で数値として確認できるため、実際に効果が出たのか、どのような項目を改善・強化すれば良いのかを分析する事も可能です。
本記事を参考にGoogleビジネスプロフィールを活用し、店舗への集客をおこないましょう。