より高機能なツールを求めて、MEO Analyticsに乗り換えた
MEO対策ツールの導入を検討し始めたきっかけを教えてください。
もともと私はセールスコピーライターとして、ランディングページやチラシの制作を主に行っていました。しかし、制作したページにアクセスがなかなか集まらないという課題に直面していたのです。
広告を出稿すれば集客は見込めますが、数十万円の費用がかかるうえ、必ずしも十分な効果が得られるとは限りません。そこで、リスクの低い集客方法を模索していたところ、全国のコンサルタント仲間から「Googleビジネスプロフィールが効果的だ」という話を聞き、実際に取り組むことにしました。
確かに手応えを感じましたが、運用を続ける中で効果が出ているのはどういったところなのか、改善点はどこにあるのかを把握するためには、数値での計測が不可欠だと考えるようになっていったのです。
そうして、MEO対策ツールの導入を検討し始めました。
オルグローのMEO Analyticsを選定した決め手は何でしたか?
以前は他社のツールを使用していましたが、いくつかの不満を抱えていました。
最も大きな問題だったのは、計測のタイミングと店舗の営業日が合わないケースです。日曜日から計測を開始して月曜日に結果が出るシステムだったのですが、月曜日が休業のクライアントでは休業日の順位が反映されてしまいます。施策の効果が分かりにくいタイミングの順位をクライアントに報告しなければならず、説明に困ることが多々ありました。
また、順位が20位までしか表示されず、クライアントがその中に入っていないケースでは改善効果がまったく見えないことも課題に感じていました。
一方、MEO Analyticsは、毎日の順位更新に対応しており、100位まで計測可能という点で大きく優れていたのです。競合の多い業界でも、圏外から徐々に順位が上がっていく様子を追跡できるため、改善効果を明確に示せるだけでなく、クライアントのモチベーション維持も期待できます。
加えて、料金体系も1件単位で設定されており、さまざまな面で柔軟さを感じたことが導入を決めた理由です。
毎日の順位確認と過去データとの比較で、戦略的な提案が可能に
MEO Analytics導入後、具体的にどのような効果を実感されていますか?
最も価値を感じているのは、前年同期のデータと比較できる機能です。
Googleビジネスプロフィールの標準機能では6ヶ月前までしか遡れませんが、MEO Analyticsでは1年前のデータと比較できるため、急に表示回数が低下した際にその原因を分析することで業界全体のトレンドを把握できます。この機能は、クライアントへの提案内容にも大きな影響を与えており、「今後の集客はこうなるだろう」とデータをもとにしたアドバイスができるようになりました。
実際の事例では、新規の鍼灸院で年間6人ほどだった新規の患者様が、1ヶ月半で6人も獲得できています。また、別のマッサージ店では当初「マッサージ」カテゴリで上位表示を目指していましたが、MEO Analyticsのデータをもとに分析したところ、別のカテゴリの方が効果的であることが分かりました。
そして、カテゴリを切り替えた結果、お客様の増加につながったのです。データをもとに対策を立てることで、感覚ではなく根拠のある改善提案ができるようになっています。
営業やコンサルティング業務での活用はいかがですか?
レポート機能が非常に充実しており、PPTXやPDF形式で出力できる点が重宝しています。また、アクション率の自動計算機能も素晴らしく、表示回数だけでなく、実際のアクションにつながった割合まで分析できるため、クライアントに対してより説得力のあるデータを提示できています。
加えて、競合分析用の地図機能では、上位表示されている競合施設の位置が一目で分かるため、空白地帯を発見して新規出店の提案につなげたケースもありました。
豊富なデータのおかげで、コンサルティングの質が向上していると感じています。
MEO対策を入口として、包括的な事業の展開を目指していく
今後のMEO Analyticsを活用した展開について教えてください。
現在は3ヶ月契約でGoogleビジネスプロフィールの運用代行を行っていますが、これをきっかけとして、より幅広い支援につなげていきたいと考えています。
3ヶ月の契約期間中にMEO Analyticsのレポートを活用して成果を示し、クライアントとの信頼関係を築いたうえで、ランディングページ制作やLINEの構築支援など、より付加価値の高いサービスにつなげていく戦略です。
月3件ほどの新規クライアントの獲得に加えて、他のサービスもご利用いただけるような仕組みを作っていきたいですね。
MEO対策ツールの導入を検討している方にアドバイスをお願いします。
「計測できないものは改善できない」というのが私の考えです。しかし、Googleビジネスプロフィールの重要性は理解していても、実際には運用できていないケースが多いのではないでしょうか。
そうした時に、MEO Analyticsのようなツールがあれば、手探りではなくデータに基づいたアプローチが可能になるのです。まずは計測から始めて、改善のPDCAサイクルを回していくことが成功へ近づく秘訣だと思いますので、MEO Analyticsとともにその第一歩を踏み出してみてください。
